手相に流年法という、過去現在未来の状況を正確に占える技術があります。
特殊な法則によるものですので、手相のプロでも使いこなせる人は少ないのですが、体得すれば何才に何があるか、驚くほどに当てることができるようになります。
実際は1ミリズレても、1年近くの誤差が出る場合があるので、なかなか体得するのは難しいものです。
私は特にその手相の流年法にこだわって、誰でも使えるように探求しきました。
普通の教え方だと何年かけても難しいと言われてしまいますが、ある時誰でもが簡単に使いこなせる一つの法則を見つけることができました。
本を読んで定規で流年を測っている方もいらっしゃいますが、実はそれだと誤差が出てしまいます。
本当の流年法の使いこなし方を、手相のプロ養成講座の中でお伝えしているのですが、今回はその話の一旦であるジャネーの法則についてお話してみたいと思います。
「ジャネーの法則」を初めて知った時にこれか!と思うものがありましたので、
手相を研究されている方のために、シェアいたしますね。
手相に興味のない方でもちょっとおもしろい話ですから
読んでみてくださいね。
手相流年法とジャネーの法則
ジャネーの法則
フランスの哲学者、ポール。ジャネが提唱したもので、人間の年齢と時間の心理的長さの関係を解いたものです。
この法則によれば年齢が経つに連れて同じ時間幅が短く感じられるという説です。例えば、50歳の人に取って、1年の長さは人生の50分の1ですが、10歳の人にとっては、10分の1に相当しているとされています。
この法則は主観的に記憶されている時間の長さた、年長者には短かく、年少者にとってはより長く感じるということです。
これを簡単に噛み砕いて言うと、
小学校の頃の1年間はとても長く感じたでしょうが、
年を重ねるごとに、1年があっという間に過ぎていく感じがしませんか?
その時間感覚がジャネーの法則です。
具体的な数字で言うと、生涯のある時期における時間の心理的長さは年齢の逆数に比例します。
(年齢に反比例する)
例えば、40歳の人間にとって1年の長さは人生の40分の1ほどに、
20才の人間にとっては、人生の20分の1に感じているということです。
ってことは、現在の私は60才過ぎてますので、10歳の頃より5倍早く一年が過ぎていくのを感じている訳です。
フムフム、確かにそれは実感しますね。
最近というか、30代後半あたりから、どんどん1年が縮まっている感じがします。
年末が近づいてくると、え?つい最近正月だったような気がする、、みたいな感覚です。
実際の手相の流年法
手相の生命線の流年法の図を実際に書いてみたので、ご覧ください。
右の図は15歳の年齢からですが、同じ幅をとっていくと29歳、40歳、55歳となっていきます。
それが生命線上に書くとこのようになっていきます。
若い頃の1年間の幅と、40歳以降の幅が極端に短くなっていくのがわかるでしょうか?
20歳の頃の生命線の1年の幅と40歳の頃の1年の幅は、おおよそ2分の1になっています。
手相で流年法をマスターしている人は、この生命線の何処にどんな線があるかを
ミリ単位で読み取ることによって、何才に何が起こるか推測しているのです。。
実際の手相に書くと、こんな感じになります。
実際の手相に流年法を刻んでみましたが、
この場合は
①の赤い線は恋愛線といって、恋愛の時期を表すものです。
この場合は生命線に流れ込んだ23才で恋愛して
②の運命線の合流した25歳で結婚したことになります。
③の生命線から赤く中指に向かって描いた上に登る線は、その年に何かを始めるときの印で、
この場合は40歳で何かを始めたことが手相から読み取ることができます。
手相にはまだ見ぬ未来さえ刻まれている
いつか手相も科学的に解明される日が来ると思いますが、
まだ見ぬ未来が手相に刻まれているっていうのは
本当に不思議なものです。
ジャネーの法則にあるように、年取るほどに一年はあっという間に過ぎていきます。
特にまだ20代の方にお伝えしたい。
今の一年間よりこれから先、ずっと早く時間が過ぎていきます。
だから、一日一日を大切に有意義に、今ある時間を大切に生きてくださいね。
もし手相の流年法を本格的に勉強したい方、自分の未来を知りたい方がいらっしゃったら、
まずは一度私の手相鑑定を受けてみてください。
自分の未来がわかれば、よりよい人生の選択もできますからね。
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